
ネックレス・シルバーチェーンの種類、デザインと特徴をご紹介
ネックレスのチェーンは、小さいディティールのようで意外と印象を大きく左右する要素になっています。この記事では、よく目にすることがある定番のアズキチェーンから、petite robe noireの手作りチェーン、細かくもかわいらしい装飾デザインのチェーンまで豊富なシルバーチェーンの種類をご紹介しています。
ネックレスチェーンの基本:種類と特徴を知る

定番チェーン:アズキ、喜平の違い

ネックレスチェーンの代表格といえば、アズキチェーン、喜平チェーン、ベネチアンチェーンなどがあります。これらのチェーンは、機械で作られたものがほとんどで、綺麗に整った1コマ1コマがつながりチェーンとなっています。

アズキチェーンは、その名の通りアズキのような形状のコマが連なったデザインで、シンプルで上品な印象を与えます。どんなペンダントトップとも相性が良く、ベーシックながらも安定感のあるチェーンです。

喜平チェーンは、アズキチェーンのコマをひねって平らにしたデザインで、重厚感と存在感が魅力です。強さがあり、クールな印象を与えます。単体で身につけても十分な存在感を発揮します。
個性派チェーン:ボール、スクリュー、スネークの魅力

よく目にする定番チェーンに加えて、ボールチェーン、スクリューチェーン、スネークチェーンといった個性的なチェーンも存在します。これらのチェーンは、他のチェーンとは異なる独特の魅力がアクセントとなります。これらのチェーンも、機械で作られています。

ボールチェーンは、その名のとおり球状のパーツが連なったチェーンです。球がまんまるなものもあれば、よく見るとカットされていてミラーボールのような多面体で輝きがあるものもあります。球の大きさでも印象が変わってきます。

スクリューチェーンは、螺旋状にねじられたデザインで、光を反射してキラキラと輝きます。繊細で華やか、フェミニンな印象です。

スネークチェーンは、蛇の鱗のように滑らかなデザインです。肌に吸い付くようなしっとりとした質感が特徴で、チェーンの間に隙間がないため存在感があります。
シンプルながらも存在感あるチェーン:モチーフチェーン魅力
模様あるシルバーチェーンの種類もご紹介します。作るところによって名前が異なるので、名称をつけるのが難しい種類になりますが、どれも素敵なチェーンの数々です。プティローブノアーでは「今月のギフト」という企画で、これらのシンプルチェーンをお買い物でプレゼントしていたりしますので、よかったらみてみてくださいね♩
petite robe noire(プティローブノアー)の手作りチェーン

古典的な技法でシルバージュエリーを制作するpetite robe noire(プティローブノアー)では、ネックレスのチェーンもハンドメイドです。機械で作られた均一的な美しさのチェーンと比べると、petite robe noireのチェーンは1コマ1コマに手作業の跡が見られて温かみのあるものになっています。
このボコボコっとした感じは手作業でしか出せず、またその時々によって1コマ1コマの大きさや雰囲気が少しだけ変わってくるところも、ちゃんと生きてる感じがします。

丸チェーンと、丸チェーンをつぶして形作るクリップチェーンの2種類です。
ネックレスチェーンの選び方:長さ、太さ、素材
長さで選ぶ:チョーカーからオペラまで

ネックレスチェーンの長さは、全体の印象を大きく左右する重要な要素です。30cm程度のチョーカーから、70cm以上のオペラタイプまで、様々な長さのチェーンがあります。

チョーカータイプ(35cm-40cm) は、首にぴったりとフィットする短めのチェーンで、カジュアルな印象に仕上がります。

プリンセスタイプ(40cm-45cm)は、鎖骨あたりにくる長さで、最も一般的な長さです。どんな服装にも合わせやすく使いやすい長さです。

マチネタイプ(50cm-55cm)は、胸元あたりにくる長さで、上品で落ち着いた印象を与えます。フォーマルな服装によく合い、ワンピースなどにしっくりきやすい長さです。

オペラタイプ(70cm-90cm) は、胸下あたりにくる長めのチェーンで、エレガントで華やかな印象を与えます。パーティーシーンや特別な日に身につけるのがおすすめです。
このように、チェーンの長さによって、印象が大きく変わります。服装やシーンに合わせて選ぶのがいいですね。
太さで選ぶ:華奢なチェーンから存在感のあるチェーンまで

ネックレスチェーンの太さも、全体の雰囲気をつくる要素になります。繊細な印象の細いチェーンから、存在感のある太いチェーンまで、様々な太さのチェーンがあります。

細いチェーンは、華奢で繊細な印象を与え、控えめな印象にしたい方におすすめです。ただし、重いペンダントトップに細すぎるチェーンを合わせると、チェーンが切れてしまう可能性があるのでご注意ください

太いチェーンは、存在感があり、太くなればなるほど目立ってきます。シンプルなトップスに合わせるだけで、スタイリッシュな印象になります。かっこいい印象になっていきますのでご自身の好きな太さを探されてみてくださいね
チェーンの太さは、ペンダントトップとの相性も考慮して選ばれてみてください大きめのペンダントトップには、太めのチェーンを、小さめのペンダントトップには、細めのチェーンを合わせるのがおすすめです。
金属アレルギー対応のチェーンとは?
金属アレルギーのことでよくお問合せをいただきますが、花粉症と同じように金属アレルギーも個人個人で「どの金属にアレルギーを持っているか」という点が非常に大切になってきます。金属アレルギーは、特定の金属に触れることで、皮膚にかゆみやかぶれなどの症状が現れるアレルギー反応です。
一般的な確率論として、金属アレルギーを起こしやすいと言われている金属としては、ニッケル、コバルト、クロムなどが挙げられます。これらの金属が含まれているアクセサリーを身につけると、アレルギー症状が現れることがあります。
また、アレルギーが出にくいと言われる代表的な素材としては、ゴールド、シルバー、プラチナ、ステンレスやチタンなどがありますが、「何にアレルギーを持っているか」は人ぞれぞれで異なりますので、ゴールド、シルバー、プラチナ、ステンレス、チタンでもアレルギーが出る方がいます。
100%金属アレルギーに対応しているということはありえませんので、不安な方は病院でのテストで自分がどの金属にアレルギーを持っているか調べることをおすすめしています。
実際にアレルギーが出たチェーンの素材を知っておくだけでも参考になりますので、病院で調べる以外の方法としては、アレルギーの出た素材はやめる。ということが一番的確です。疲れているとき、免疫が落ちた時や汗による原因でアレルギーが発症することもあります。
厳密に言いますと、どの金属も2つの素材以上を混合してジュエリーにしていますので購入時の表記だけでは知りえないところがあり「使ってみないとアレルギーが出るか出ないかわからない」という事が現実になります。
切れにくいチェーンを選ぶ:強度と耐久性
強度の高いチェーン:アズキチェーンと喜平チェーン

ネックレスチェーンを選ぶ際、デザインや素材だけでなく、強度も重要なポイントです。日常使いで頻繁に身につける場合は、切れにくいチェーンを選ぶことが大切です。
一般的に、アズキチェーンと喜平チェーンは、強度が高いと言われています。
アズキチェーンは、コマが一つ一つ繋がっているため、力が分散されやすく、切れにくい構造になっています。特に、コマの線径が太いものを選ぶと、さらに強度が高まります。
喜平チェーンは、コマをひねって平らにしたデザインで、コマ同士が密着しているため、強度が高くなっています。特に、コマの密度が高いものを選ぶと、さらに強度が高まります。
また全般的に言えることはチェーンの線形(太さ)が大きく慣ればなるほど強度は増します。
修理の可否:スネークチェーンとスクリューチェーン

ネックレスチェーンが切れてしまった場合、修理できるかどうかは、チェーンの種類によって異なります。
一般的に、スネークチェーンとスクリューチェーンは、一度切れてしまうと修理が難しいと言われています。
スネークチェーンは、蛇の鱗のように滑らかなデザインで、細い金属の板を繋ぎ合わせて作られています。そのため、一度切れてしまうと、繋ぎ合わせるのが非常に難しく、修理ができない場合があります。
スクリューチェーンは、螺旋状にねじられたデザインで、細い金属線を編み込んで作られています。そのため、一度切れてしまうと、編み込みを元に戻すのが非常に難しく、修理ができない場合があります。
また、チェーンが切れないように、日頃から丁寧に使用することも大切です。重すぎるペンダントトップをつけたり、無理な力を加えたりすると、チェーンが切れてしまう可能性があるので注意が必要です。
日頃のメンテナンス:シルバーチェーンを長持ちさせるために

お気に入りのネックレスチェーンを長く使うためには、日頃のメンテナンスが欠かせません。簡単なお手入れ方法から、保管方法まで、詳しく解説します。詳しくはこちらのページでご案内していますのでご参照ください。
まとめ:あなたにぴったりなシルバーチェーンの種類を見つけよう

この記事では、ネックレスチェーンの種類、選び方、お手入れ方法、金属アレルギーについてなど、ネックレスチェーンに関する様々な情報をご紹介しました。チェーンの種類は、アズキ、喜平など定番のものから、ボール、スクリュー、スネーク、モチーフなど個性的なものまで、様々な種類があります。チェーンを選ぶ際には、長さ、太さ、素材などを考慮し、自分のスタイルときもちがしっくりくるものを選ぶことが大切です。チェーンのお手入れは、日常的なクリーニングと、定期的なメンテナンスを行うことで、長く美しく保つことができます。金属アレルギーについては、病院で調べない限り「金属アレルギー対応」を使ったらアレルギーが出ないわけではありませんので、どうかくれぐれもご注意ください…!
この記事を参考に、あなたにぴったりのチェーンが見つかりますように。
毎日に勇気と楽しさを与えてくれるシルバーネックレスの出会いがあるはずですので、ぜひ挑戦してみてくださいね。